2009年5月29日金曜日

やっとマンションの購入にこぎつけた




来年4月から私達夫婦の生活も大きく変わる。孫が小学校に上がるので、9時頃送り出し、2時頃迎えてやらなければならない。娘夫婦の住んでいる家は狭いので、私達が近くに住まいを見つけなければならなくなった。
 
 しかし、今住んでいる所がまずい。大田区久が原は区内では3つの高級住宅地の一つで、兎に角販売価格が高い。不動産屋に言わせれば高くても売れるらしい。

 娘が一生懸命に毎日の新聞折り込み広告で、一戸建て、新築マンション、中古マンションのチラシとにらめっこしている。良い物件があると私達も行って見学した。場所は久が原一帯、価格、買い物に便利か、孫が一人でも来ることが出来る距離なのかが選択条件になる。

 会社倒産で銀行に差し押さえされた7年築の一戸建てが売りに出た。8000万近い売値が付いたが、途中で7500万円に下げられた。私達は7000万円を切る価格を提示し交渉したが、銀行がウンと言わないことで断念した。後で聞くと提示価格で売れたという。久が原は、新築、中古を問わず、出れば売れると不動産屋は強気だ。

 小学校の近くで4年築の中古マンションが出た。5000万円近い値で、購入時も4000万円台だったという。「中古マンションを購入時より高い価格で売るとは何事だ」と4500万円を提示したら、真ん中をとって4780万円でどうだと言ってきた。それぐらい出せば新築マンションなら買えると思って断念した。

 マンションは資産価値がないというが、人気度、売る時期がよければ、高い売値で売却できるらしい。

 家内は「こんなに働いても私達は、東京に家が持てないのね」とがっかりしている。

 ゴールデンウィークを過ぎ、家内が東京で2日間研修があると言うことで、一緒に娘の所に行くことになった。途中で今建築中のマンションのギャラリーがオープンしており、寄ってみようかと言うことになった。予約制であったが待たなければならず翌日に再度来ることにした。
 
 新築で、広さは72.5m2、3LDK、価格も5000万円弱、孫の小学校からも近い。条件としては良さそうだ。「もっと安くしろ」と言うと、2007年に6000万円を超える価格を付けたがこれでは売れないだろうと言うことで、高品質は保ったままで価格を下げての販売だという。鍵の引き渡しも来年1月末で時期的にも要望にあっている。

 営業担当者は思い入れのある物件らしく、本物志向でオウセンテイックハウスと言う名称が付いている。岩盤の状況、耐震設計、工事仕様の展示、モデルルームなので参考になるレイアウトもある。年配者に配慮した設計、セキュリテイーもしっかりし、高級感あふれるエントランス、エレベーターの位置など、高品質を保つためにいろんな工夫がされている。家内は感心するが、すべて購入者の負担になっているのだ。
  いろんな物件を見てきたが、この物件が買い時だろうと考え契約した。

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