2011年1月20日木曜日

異変? 党首の顔のない民主、自民の政治ポスター







余りにも頻繁に党首が替わるので「今だれか」急には思い出せないときもあるが、民主、自民系議員の街頭演説の政治活動ポスターに異変が起きている。党首の顔のないポスターが増えているのだ。

勿論、今のポスターは統一地方選用の街灯演説用ポスターであるために、党首の出る番ではないと言ばそれまでだが、公明党や共産党は党首の写真を載せているものだから、チョッと違和感がある。

菅さんは政権与党の党首であるが、鳩山政権に続き指導力の無さ、失政で評価を落とし、民主党と言うだけで有権者に無視される事態になり、選挙に勝てる顔ではなくなり「菅隠し」の動きが出ている。

一方、民主党政権の失政で世論調査でも支持政党の逆転が起こっているが、自民党はと言えば地味すぎて存在感の薄い谷垣さんでは、これも選挙には勝てないと見られている。

党首の任期を背景に新人議員のみならず、ツーッショット写真で、自分を売り込んでいたのは、つい最近まであるから急な変わりようだ。

しかし考えてみれば、議会に私達の代表として送るに相応しい人物を選択するのであるから、議員あるいは候補者自身を見せるのが当然で、ツーショットの相手方の人気を利用すること自体が可笑しい。

政権党と野党第一党の党首に選挙に強そうでない人材がついていることに、所属議員は危惧するのだろうが、国民にとっては、生活を守る政治をやってくれる党首が望まれる。

統一地方選では、人物本位、政策本位で選ばなければならない。「政権奪取」などのスローガンに惑わされないことだ。
写真上段左:自民党系議員の政治ポスター
写真上段右:民主党系議員の政治ポスター
写真下段:各党の街頭演説会を知らせるポスター 期日は4月末、5月はじめが予定されている。統一地方選あるいは総選挙をにらんだポスターか

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