2011年1月6日木曜日

破魔矢の元祖といえば新田神社の「矢守」、平賀源内の考案だという











正月の縁起物の一つに「破魔矢」であるが、平賀源内が考案し、その発祥の地が矢口の「新田神社」だと言う(おおた区報 おおたの自慢大特集)。何事も「はじめて物語」には興味があるので、新田神社に詣でた。

平賀源内と言えば、江戸時代の科学者で、エレキテル(摩擦発電機)は有名であるが、寒暖計などを作ったが、各地の産物や資源の研究も行ない特産物の生産をも奨励した博学者でもあったと言われている。

ここ新田神社神殿の後ろの「御塚」には、源氏の白旗を立てたモノが根付いて、雷が鳴るとピチピチと割れる伝説の「旗竹」と言われる篠竹が生えているが、平賀源内はこの篠竹と5色の和紙で厄除け開運、邪気退散の破魔矢「矢守」を作った。これが破魔矢の元祖であり、全国に広めたと言われている。

普通破魔矢には木の絵馬が付いているが、新田神社の矢守は黒の帯の短冊が付いている。2本買って1本は神前に、1本を持ち帰って魔除けにするらしい。

買おうとしたが、すでに3が日で売り切れたという。そう言えば今日は7日だ。来年は早めに詣でることにする。
写真上段右:新田神社の破魔矢「矢守」のモニュメント 木の絵馬ではなく、黒帯の短冊が付いた破魔矢
写真上段右:破魔矢の元祖の「矢守」? 境内の説明板より
写真下段左:矢口の新田神社
写真下段右:旗竹の伝説のある篠竹 平賀源内はこの竹を材料に使った

0 件のコメント: