2011年4月1日金曜日

東京都知事選:こんな選挙戦で誰を選ぶか





「東京から日本を救う」、「東京から日本の元気を取り戻す」、「東京から日本復活」。主要候補者のキャッチフレーズは「東京から日本を変える」という崇高な目標を掲げている。

今回の東北地方太平洋沖地震では東京も大きく揺れた。 被災地の状況を見ると,防災,弱者対策は東京も急務だが、候補者に本当にやる気があるのか疑問を感じる。

政策の掲げ方が「お粗末」過ぎないか。

選挙公報による公約も従来のマニフェストへの不都合から政策らしいモノを掲げるだけで、言われている数値目標やスケジュールはほとんどの候補者が掲げていない。慌てて立候補した候補者は政策の箇条書きであった。

大震災のこともあってか、選挙戦も控えめで全く低調、これでは大震災に託けた手抜き選挙である。

こんな時は現職が強く、判断材料は12年間の石原都政への「YES」か「NO」になるが、政治不信が続いている現状では、面白半分の行動に出るかも知れないし、もしかしたら低調な投票率になるかも知れない。

身近での選挙活動はないが、新聞の記事で各候補者の本気度を判断しようと思う。

写真は選挙公報と選挙ポスター(東京都大田l区内)

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