2011年12月20日火曜日

年賀状:この小さいスペースで何を伝えるか



また、年賀状の時期がやってきた。いつも思うことだが、この小さなスペースで何を伝えるかを大いに迷うのだ。百科辞典を引くと年賀状とは、年始の祝賀状で、新年の挨拶だと言う。この風習は平安以来続いているともいう。

一時、廃止の機運もあったと思うが、日本郵政のHPから年賀状の22年度の元旦配達は焼く21億通で、配達総数は出ていなかったが、約37億通と言われ、数年このレベルではないだろうか。

定番の年賀状でコメント記入なしのものを貰ってもありがたみはないが、コメントがあると差出人の気持ちが分かる。

私も、最初は定番の年賀状にコメントを記したものを送っていたが、物足りなさを感じていたので「今何をやっているか」が相手にわかる内容にした。本来の年始の挨拶とは趣が異なっている。

でも、生きがいを持って何かやっている人、趣味を生かして生活している人は、それに関連する内容なので、「がんばっているんだ」という気持ちが伝わって嬉しい。

種類も1種類ではなく、親戚、友人、子供の嫁ぎ先の両親あてなど4種類、それに家内の仕事の関係で2種類の計6種類の年賀状を市販の年賀ソフト、マイクロソフト社のPublisherを使って作成した。

一度は、ペンタブレット搭載のパソコンを持っているので、手書き文字の年賀状を送ったこともある。しかし、紙に書くのと違って、液晶画面をすべり気味に書くし、ペン先が意外に太いので、文字数の多い年賀状の作成には苦労したことがある。受けと言った側がどう感じたかは聞かずじまいになっている。

少しは本人らしさも出せたのではないかと自負しているが・・。

貰った年賀状を読むと、その内容が1年前に送った年賀状の内容に関するコメントで1年遅れの返事になる。元日に手にしたときは、チラッと見るだけで放っておき、年末に年賀状を書くときによく内容を見てのコメントなのだろう。

ところで、年賀状作成の費用もバカにならない。節約術は、パソコンで年賀状を作成しPDF化しメールに添付し、午前0時になった瞬間に送信することだ。これなら年賀状としての費用はかからない。しかし、相手先の皆がメールアドレスを持っていればいいが、もっていない人には年賀状を作成し印刷してポストに入れなければならない。2重手間だが節約は出来る。

毎年の行事で大変である一方、これがあるために先輩、友人の生死が確認できるのだ。私のように年配になってくると、その情報が多くなる。

いつも悩む年賀状作成であるが、自分の現状が良く伝わる内容にしたいと思っている。

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