2012年1月15日日曜日

どうしても気になる地震雲

2011.10.19 午後5時過ぎ
東京・大田区久が原にて
西の方向に波紋状の雲を見た。
近くで数人が同じようにシャッター
をきっていた。

こう毎日、地震情報が流れると、どうしても気になるのが地震雲だ。十年ほど前、真っ直ぐに横に伸びる雲の帯と並行して飛行機雲(実際に飛行機が飛んでいる)の写真を撮って地方気象台に「地震雲?」と問い合わせのメールを送ったら、しばらくして気象庁からメールが届き、「科学的に実証されていない」ということだった。

15日、たまたま見ていたテレビ朝日の情報番組スクランブルで「謎の雲で地震予知」が目に入った。

その地震雲の研究者によると、渦巻き状型、波紋状型、帯状型、弓状型、断層型などあるという。弓状型だと2,3日以内に、帯状型だと2日から半月に間に地震が発生するらしい。今までも大きな地震の発生前に各地で特徴のある雲が確認され科学的にも実証されているとはいうが、気象庁は相変わらず「科学的に因果関係はわかっていない」という。

2011.12.21 午後5時前
東京・大田区千鳥町にて
西の方向に渦巻き状の雲
を見た
でも最近は宇宙からの衛星画像でも地震予知ができるという。衛星写真で動かない雲が見つかり、その場所は巨大地震の震源域だというのだ。奥尻島、先の東北地方太平洋沖地震でも、その動かない雲が見られたという。

私も雲には興味があり注意しているが、最近孫の保育園の送迎で渦巻き状(2011.12.21)、波紋状(2011.10.19)の地震雲(?)を携帯電話で写真に撮った。

いずれも東京・大田区久が原から西の方向だ。どんな地震と関係するか、あるいは無関係かはわからないが注目してみるのも防災になる。

地震予知ともなると、場所、地震の規模、時期をある程度はっきりさせなければならないことを考えると地震雲では事後検証しかないが、衛星写真からの「動かない雲」から予知できる可能性はあるのではないかと思う。


テレビの情報番組で地震雲として
紹介された渦巻状雲
同様に波紋状雲

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