2012年3月24日土曜日

消費税増税に反対する小沢元代表の主張は


天命であればトップになる心積りはある
という小沢元代表
2012.3.24TBSテレビ報道特集
消費税増税反対派のリーダーである小沢さんの考えを聞こうと、24日のTBSテレビ 報道特集にチャンネルを合わせた。「政治とカネ」の問題で戦々恐々としていた頃の小沢さんの雰囲気とは打って変わったイメージで、キャスターが「有権者の信を失っている現状で、トップになる心積もりはあるか」と問うと、「天命であれば何でもやる」と意気軒昂であった。

今、小沢さんは消費税増税に先頭に立って反対しているが、そもそも最初に消費税を言ったのは小沢さんだ。その小沢さんが何故反対するのか。

小沢さんにとっては、何故今、野田さんが消費税増税にのめり込んでいるのか理解できないという。3月中に法案提出と言っても麻生内閣の時の法案を根拠にしているだけではないか。

官僚支配を打破し、無駄を省き、行政改革の努力をやっていないではないか。社会保障だって増税、増税と言っているだけで、ビジョンが示されていないではないかと指摘する。

キャスターが「(法案提出を)阻止するのか」と聞くと、「考えを改めてほしい」と思っているようだ。まだ1年半あるのだから、今からでも遅くないという。皆、腹の中では反対なのだ。国民の中に入り考えを聞けと言っている。小沢さんがグループの議員に選挙区に帰れと言っているのは、このためらしい。

解散は当分ないだろうとみている。解散すれば党内基盤を失うことになる。しかし国民の皆さんの声によっては解散もあるかもしれない。

「集団離党、自民の案に同調することもあるのか」との問いには、国民との約束を忘れた人、知らないという人が去ればいいという。反対派は民主党の本流だと言いたいのだろう。

極秘会談についても政策論で行くべきで、政治生命をかけると言ってて大連立では不純すぎないかと不快感を示した。

原発事故も終息はしていないのに何故、終息したと言ったのか。再稼働しなくて済むものであれば、その方がいいが直ぐには止められないだろうとフェード・アウトを臭わせた。

「維新の会をどう思うか」では、地域主権や政治主導は2年半前に民主党が言っていたことで、共感することが多いという。橋下さんは皆を引き付ける力は抜群だと称賛していた。
最後に越山会事件については、最後の結論が出ていないので言うことはないが、証拠不採用や偽造の報告書が出ていたことだけは事実だと、多くを語らなかった。

単独インタビューの結果は、今までメデイアで報道されていた小沢さんの言動を出る内容はなかったが、公判での無罪が予想されるためか、何か吹っ切れた感じの小沢さんであった。

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