2013年4月23日火曜日

円安で燃油高騰、全漁連20万隻一斉休漁のストライキ?

漁業経営危機突破 全国漁民大会
日比谷野外音楽堂
2008.7.15

2008年7月の再来か、今度は円安で燃油が高騰し「漁に出れん」と全漁連が政府に対策を求めて20万隻のストライキが目前だ。朝日新聞(2013.4.23)の「全漁連の20万隻 一斉休漁を検討」の記事が目にとまった。

私も2008年7月、日比谷公園野外音楽堂に3000人が集まった「漁業経営危機突破 全国漁民大会」を取材し、市民メデイアに投稿したことがあるが、このときは投機でA重油が値上がりし、燃油コストが操業コストの40%を占める「漁に出れん」ということだった。

今回は円安での燃油高騰で、政府に燃料高騰対策、収入減の支援を求めて、漁船20万隻が一斉に休業することを考えているという。アベノミクスで円安が進み87円だったA重油が99円になっているのだ。

2008年7月の大会では、鹿児島県のマグロ業者は、水産物自給率が60%にみたない漁業が消えようとしており、こんな国に未来はないと、直ちに効果のある緊急措置を国はやってほしいと訴えた。

石川県の副組合長は、漁場は悪くなる一方で、安くてうまい魚を求めて世界の海を渡ってきたが、私たちは辛抱強い。この心がなくなれば日本もなくなる。今度の燃油高騰は「激震災害だ」と国の速やかな対応を訴えた。

青森県で家計を支える女性は、燃油の環境は今まで経験したこともない「大災害」だ。このままでは漁に出れず、「日本の漁を守れ」と訴えていた。

この女性は、後で海外メディアのロイターのインタビューを受けて、同じことを訴えていた。投機による燃油高騰で漁業がピンチにかかっていることが世界に発信された。

政治家も多数壇上に座っていた。自民党の谷垣幹事長(当時)が、日本国の存亡に関わることで、もう一度食について取り組まなければならないと実効性、即効性のある対策を作る「プロジェクトチーム」を緊急に立ち上げると言った。

確か750億円の緊急対策に踏み切ったはずだ。

今回はどうか。
安倍政権自らの経済政策で生じた円安による燃油の高騰だ。

「「アベノミクス」で景気は良いと言うが、我々には地獄だ。政府が招いた円安なのだから対策を出してほしい」と漁協組合長は言う(朝日新聞2013.4.23)。

安倍政権はどう対応するか。

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