2013年5月18日土曜日

従軍慰安婦問題で四面楚歌:それでも「日本維新の会」を支持するか


橋下さんの従軍慰安婦の問題発言が弁解するも収まらず、基本的部分では撤回しない事で、国内はもちろんのこと海外からも激しい批判を浴び四面楚歌の状態だ。一度は擁護した石原共同代表も、余りの風圧に歴史観で橋下批判に転じたと思ったら、西村さんが橋下擁護のつもりが不穏当発言で除名処分になった。

橋下さんの発言は「本当はそうか」と思う面もあるが、ストレートに表現するのに躊躇するのが普通であるが、それを橋下さんは言ってしまうことに違和感がもたれる。

野党は維新の会に距離を置くようになったし、みんなの党は選挙協力を凍結すると言う。野党の不協和音をにんまりするのは自民党だろう。タカ派の安倍総理も自民党とは考え方が違うという。

選挙カーの上で、堅い握手をし、ひそひそ話しに相づちを打ち合っている橋下さんと渡辺さんの姿を「あれは何なんだ」と首をかしげたくなる。

それでも、「日本維新の会」を支持するか。

最近のメデイアの世論調査でも、日本維新の会の支持率は下落し、民主党とならんで5~6%だ。両共同代表が言うまでもなく、「賞味期限切れ、年内消滅」の危機だ。

そもそも、政党の体をなしていない。

2人の代表はバラバラなことを言う。国会議員団と橋下さんの間もしっくりいっていない。国会での記者会見を橋下さんがメールで批判するお粗末さは「それでも政党か」と疑う。

今回の騒動も参院選前だったことが唯一の慰みだ。選挙で支持した後に、こんな問題が起きたら有権者、支持者はどう思うだろうか。

石原さんも橋下さんも、「自民党一人勝ちを許すな」という前に、党をしっかり立て直すことが必要ではないか。政党助成金も出るはずだ。税金の無駄遣いであってはならない。

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