2013年6月19日水曜日

G8後の安倍総理記者会見:「アベノミクスに大きな期待が寄せられた」という

北アイルランド・ロックアーンで開かれていたG8サミットで安倍総理は「アベノミクス」に大きな期待が寄せられたと感じたようだ。毎朝、NHKのラジオ深夜便に続き、「ラジオあさいちばん」を聞いているが、19日はG8を終わった安倍総理の記者会見が中継された。

安倍総理は今回のG8サミットでは、(1)経済政策に理解と支持を得、成長戦略について賛同を引き出すこと、(2)外交政策特に北朝鮮問題では、核保有を認めず、安保理決議の実施、拉致問題の解決の2点を主張し、大いに成果を上げることが出来たと言う。

特にキャメロン首相の指名で、日本の経済成長について直接説明でき強い期待と評価を得た。日本の発展は世界の発展、ウィンウィンの関係にあり、大きな期待が寄せられたともいう。

G8と各国との二国間協議では、3本の矢に強い関心が示され、強い期待をいただいたことが分かったと言うのだ。

安倍総理は、「世界の中へ躍り出ようとしているのだ。デフレ脱却し、強い経済を取り戻し、世界経済の発展に貢献する」と結んだ。

その後、記者から質問を受けていたが、所用で出かけなければならず聞くことは出来なかった。

安倍総理は、世界の首脳の前で、自らの経済政策「アベノミクス」を説明できたことに気持ちが高揚しているようだったが、示される経済指標は良好なモノばかりではない。バブルはアベノミクスの本作用という指摘もある。

世界の首脳を前に説明するのも良いが、国民の前でどうして説明できないのか。どうして国会で成長戦略などを審議しないのか。


このままでは、何か分からないうちに、都議選、参院選に入っていく事になる。

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