2013年8月8日木曜日

自民・溝手参院議員会長曰く「総理に勢いがあればバカでもチョンでも通る」と

自民党・溝手参院議員会長が新人参議員の研修会で問題発言をした。「安倍総理のような大変良い勢いがある総理の下では、バカでもチョンでも通る要素があることは否定できない」と言うのだ。

お決まり通り、まずいと思ったのか発言を訂正したそうだ。昨日7日のテレビ朝日報道ステーションのニュースだ。

この発言の前に「どうして通ったかと言うと説明しにくい点もあるが・・」に続くのだ。

野党のふがいなさに自民党が大勝利することは予想されていたことだが、選挙が終わってみると当選者の行状に問題がある人物もいるのだ。何故こんな人物が通ったのか。

確かに今までの選挙を見ても、総理、政党に勢いがあれば大量当選が期待出来るのだ。

小泉さんの郵政民営化、民主党の「政権交代してみませんか」、安倍総理の「アベノミクス」しかりだ。

でもどうして発言を撤回したのか。差別用語があったためか。

撤回などせずに国会で「政治のあり方」「選挙のあり方」「日本の民主政治の問題点」などとしてしっかり議論してほしかった。

溝手さんの発言は、有権者の資質を問題にしているし、民主政治の根幹である選挙のあり方に重大な疑問を投げかけたのだ。

「有権者はバカだ」と言っているのだ。


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2013.8.7掲載
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