2013年10月29日火曜日

みずほ銀行暴力団融資問題:「記憶にない」で責任逃れ、元の3行に再分割を

暴力団融資問題で非難を集めているみずほ銀行は、元の3行に再分割すべきではないか。東京都もみずほ銀行から手を切ったらどうか。メガバンク・みずほ銀行の暴力団融資問題が、どう展開するのか興味を持ってみていたが、第三者委員会の調査報告を見て相変わらず「記憶にない」と責任回避をやっている。日本社会がこぞって暴力団と手を切り資金源を絶つ行動をとっているのに公共性の高いみずほ銀行が、こんな調子では呆れかえる。

この問題が発覚してから解約の申し込みがあったが、「経営の根幹を揺るがす程の問題」にはなっていないという。

みじんの反省もない態度だ。東京都民として言う。東京都はみずほ銀行と手を切るべきだ。

調査に当たった第三者委員会の報告も取締役会の杜撰な対応ぶりを指摘しているが、「完全に誤りがない」という自信はないと調査の限界を臭わせる。

「知らぬ」「存ぜぬ」「記憶にない」と言われれば任意調査だからどうしようもない。銀行が提出する資料だけで判断するしかない。都合の悪い資料は誰だって出さないだろう。

又、佐藤頭取は半年間無報酬と言うが、頭取は辞任しないという。

「佐藤続投」は金融庁の間でも暗黙の了解が出来ていたという。佐藤さんは金融庁と太いパイプがあるのだ。金融庁も佐藤さんが辞めると全体を統括する実力者がいないことに懸念を示したという。

メガバンクを経営していく人材が見つからないのであれば、元の3銀行に再分割したらどうか。

銀行が巨大な組織になったために問題が発生しても「誰かがやるだろう」という安易な経営感覚になってしまう。


「反社会的勢力との取引があることは役員の最大の課題」と言う。その意識が欠如しているのであれば東京都は、みずほ銀行との取引は止めるべきだ。

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