2014年1月3日金曜日

都知事選・候補者観測記事:有権者に予断を抱かせないか

都知事選候補者選びが差し迫ってくるとメデイアは候補者選定に関する情報を流すが、有権者に予断を抱かせる事にならないか。そうなると公職選挙法の「公明且つ適正に行われることを確保し、もって民主政治の健全な発達を期する」精神に反しないか。

特に年末年始に、自民党が行った世論調査結果で、舛添さんがもっとも支持が高かったというニュースが流れている。こういう記事は有権者に予断を強く抱かせる結果にならないか。

今、立候補を表明しているのは元日本弁護士会会長で都知事選立候補の経験もある宇都宮さんだけだ。無所属で立候補すると言う。

でも、立候補が噂され、本命視されている舛添さんや東国原さんは「全く白紙」、「政党からの打診もない」と言うが、昨年暮れは「計画もない」と言っていた。

でも、この2人にとっては、立候補表明を遅らせ後出しにすればするほど、毎日(?)メデイアに観測記事が載り、都合の良い事前運動になるのではないか。

一方で早く立候補した者は公平を期す(?)為にお供え記事になる程度だ。

各政党も勝てる候補者捜し、東京の顔、行政に長けている、更に安倍総理は女性を条件に挙げているようだが条件に合わなかったり、辞退で名前が挙がっては消える状況らしい。

東京都の有権者は1050万人、実際に投票する人は約600万人と言われているが、青島さん、石原さん、猪瀬さんと今までは何か人気投票の傾向がある。

政党が勝てる人と言うことで当然に人気投票になりがちで、有名人、知名人を候補者に選ぶ。

逆に言えば、有権者が馬鹿にされているのだ。政策ではなく、名前を知っているから書くのだ。


次の都知事選は人気投票ではなく、候補者が掲げる基本的政策で選んでみてはどうか。有権者の意識が変わったことを政党、政治家に見せつけるチャンスではないか。

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