2014年3月24日月曜日

出直し大阪市長選の本音:当選・白票45098票、次点・橋下徹377472票?

今回の出直し大阪市長選結果の本音は、当選・白票45098票、次点・橋下徹377427票ではないか。橋下さんが新人3人を破って再選を果たしたと言うが有権者数約211万人で投票率は23.59%の驚くべき低調さ、更に驚くべきは無効票が最多の67500票でそのうち白票が45098票で信任を問う選挙とはとても言えない結果だ。

新聞報道によると、白票を投じた人は、「(今回の市長選は)間違っていたと気づいてほしい」、「野党が対立候補を立てなかったので選択肢がなかった」「選挙の意味が分からない」というもっともな意見だ。

大阪市民ではないので、争点がよく分からない。

選挙前の情報では、大阪都構想4~5案提案していたが、2015年というタイムスケジュールを考えると1案にまとめて提案したことに議会が猛反発したらしい。「先にスケジュールありき」の様相を呈していたが、問題はもっとしっかり都構想を議論すべきではなかったのか。

大阪市と大阪府はダブった政策、ダブった予算と無駄が多く、それをまとめて無駄のない効率的な府政(都政)を運用しようという発想は良いのだが、今の市政、府政でも工夫すれば改善できるのではないか。

お互いに財政、主導権争いをしているのではないか。

先の堺市長選でも争点が「堺市がなくなる」、「イヤ堺市はなくならない」になり、橋下さんは都構想がよく理解されていなかったことを反省していた。

今回もそうではなかったのか。

また、近県の兵庫県、奈良県、京都府、滋賀県、和歌山県はどう考えているのか。今は橋下さんだけが独走、否、勇み足をしているのではないか。

橋下さんの求心力の低下が問題になっており、それが国政へも影響するとみられている。日本維新の会が国政に進出しているので当然だろうが、橋下さんは足元から構築し直した方が良いのではないか。

今回の選挙は、当選・白票、次点・橋下徹で有権者は「考え直せ」と言っているようだ。





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