2014年4月29日火曜日

民主党よ 何処へ:野党再編の核など所詮絵に描いた餅ではないか

民主党はどこへ行くのか。このままでは民主党を核とした野党再編など絵に描いた餅にすぎない。沖縄市長選では民主党支持の桑江さんが当選したものの、鹿児島2区補選では民主党推薦の打越さんが落選、国政選挙と注目されたが2万票差で推薦とはいえ民主党はふるわなかった。

この結果を受けて海江田さんは難しい党運営を強いられることになりそうだ。「海江田おろし」の動きも出て来そうだとメデイアは報じるが、そもそも海江田さんは「結果が出なければ1年で代表を退く」と明言していたはずだが、何やら「来年9月まで任期がある」と言い出したそうだ。

何故、退かないのだ。生活の党代表の小沢さんが野党再編で最後のかけに出るらしいというニュースが流れたが、海江田さんは「小沢さん頼み」の再編を狙っているのか。

今、海江田さんが代表を辞めれば、岡田さんや前原さんも動き出す可能性があるのではないか。今、海江田さんを引きずり下ろしてまで代表をやるメリットはないことは誰だって分かる。

でも後1年、このまま海江田民主党を見る余裕などないはずだ。

民主・細野さん、維新の会・松野さん、結いの党・江田さんの動きには注目すべきであるが、維新の会の石原さんは「少人数同志が一緒になっても仕方ない」「政策、特に憲法観が違う」と牽制すれば、結いの党の江田さんも「政策第一」を主張する。こんな状態でも合流があるのか。

それでもメデイアは「第三極の合流」の動きを注目している。

でも、人数合わせでの第三極構想は早晩しぼむのではないか。

主要政策の一致がないと、いざというときに混乱を起こすことは民主党政権で経験済みだ。国民の目は厳しくなっている。


やっぱり日本維新の会、民主党は分裂、解体し志を同じくする者同士で再編成を目指すべきではないか。それがどういう党の形態であれ、信頼を得る第一ではないか。

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