2014年6月20日金曜日

理研・STAP細胞不正事件(4):小保方さん実験参加の前に200回の成功事例の検証を

STAP細胞不正事件も小保方さんの処分によっては再現実験に参加できるチャンスがあるという。だとすると小保方さんが参加する前に言われている「200回の成功事例」の検証をすべきではないか。

野依理事長が「小保方さんが参加しなければ決着しない」というのは、小保方さん自身が200回も成功していると主張しているからではないのか。それが本当か嘘かは別として。

小保方さんは「自分には出来る」と確信を持っているのが200回もの成功例だとすると、そこから検証するべきだ。又、失敗例の検証も無駄を省くことから大切だ。

小保方さん、笹井さん、検証実験を担当している丹羽さん、それから遺伝子解析をして「STAPではない」と発表した理研の上席研究員、再現試験に従事している研究者等が集まって事前に検討すべきではないか。

大事なのは、皆で情報を共有することだ。

実験記録が貧弱で遡って追跡できない場合、成功したと小保方さんが主張する実験段階などを考えて成功したと言えるのか、言えないのか。

それでも可能性があるのであれば、実験手法、実験計画をしっかり決めて、専門家の監視下でやるべきだろう。若山さんは、若山研では小保方さんは別の部屋でやっていたという。これではいくらでも不法行為は出来る。

対照群としてES細胞でも合わせて実験するのであればしっかりした管理が必要になる。


小保方さんが疑惑について「不正行為はやっていない」の一点張りでは何ら解決には向かわず、だらだら先延ばしされているだけだ。

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