2014年7月7日月曜日

猛烈な台風8号接近、「波浪特別警報」出る:沖縄で最大14mの波が襲うとどうなる?

台風8号の進路 気象庁台風情報より
東京は7日午後7時頃、月夜だ。これで沖縄に猛烈な台風8号が接近しているなど想像出来ないが、事実なのだ。気象庁によると8日には最大風速75m/秒で波の高さは8~14mになると予想されているが、「波浪特別警報」出る。

7月の台風としては最強クラスで2007年7月の台風4号が規模と言い、コースが似ているのだ。その台風4号も930hpaで最大風速は56.3m/秒だった。

今回は「台風などを要因とする特別警報」が出されるだろうと情報番組の気象予報士が言う。

その気象予報士が「波の高さは14mになるだろう」と言ったことが気になったので、気象庁のHPで台風情報を見ると高波で7日は7~9m、8日は8~14mと出ている。

14mの高波が押し寄せると、どうなるのだ。

巨大地震による津波被害は、2011年3月の東北地方太平洋沖地震での映像を見たことがある。

読売新聞(2013.3.19)の南海トラフ巨大地震による都府研別最大被害によると、津波は宮崎県串間市で17m、沖縄では3m位だ。

津波は高い波の壁となって押し寄せてくる。堤防を破壊し、あるいは越えて住宅地に押し寄せ建物を破壊し、引き潮でほとんどの物を持って行かれる。あの恐ろしさは未経験だった。

津波と高波では基本的には違うが、14mの高波が押し寄せるとどうなるか。

5階建ての高さの波が押し寄せては消えていくことの繰り返すことになる。家屋だって破壊されるだろうが破壊力は違うだろう。

突然発生する地震による津波は数分~数十分で押し寄せるが、台風による高波は押し寄せるまでに時間がかかるので避難しやすい。津波と違って人的被害は最小限に食い止めることが出来る。

災害時の対応で注目すべきだ。


波浪特別警報出る
2014.7.7 午後9時
フジテレビ
午後9時過ぎ、「波浪特別警報」が出された。数十年に一度の非常事態、重大な災害に警戒せよと言うのだ。

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