2014年11月29日土曜日

小保方さんのSTAP細胞検証実験終了:何か「微妙な結果」だったのか

理研は30日で小保方さんによるSTAP細胞の有無を検証する実験を終了するという。結果は公表するが、データの解釈に時間がかかるために時期は未定だそうだ。何か「微妙な結果」だったのか。

検証実験は11月末までと言うことだったので注目していたが、産経ニュースWeb版(2014.11.28)と毎日新聞Web版(2014.11.29)に同じ内容のニュースが載った。理研がプレスリリースしたのか。

第三者機関の検証実験はことごとく失敗しているのに、「小保方さんだけが成功した」と言ってもその価値には疑問が残るし、STAP細胞の論文自体が撤回されたのだから実験する価値がないと言う批判もうなずける。

データ解釈に時間がかかるというのも可笑しい。また小保方さんが変な考えを示し理研が振り回されることになるのか。

これからデータを整理、解析すると言うが3ヶ月の間節目節目でPDCAサイクルを回し実験計画を立て進めていたのではないか。だとすると全体像は分かっているはずで公表時期は未定とは可笑しい。

やっぱり、うやむやの内に幕引きをするつもりか。

そして、日本の科学界の信頼を失墜させた責任は大きいはずだが、野依理事長は報酬の10%カット、3ヶ月の自主返納とは驚く程軽い。

理研は、小保方、笹井さんのやったこととして責任回避し、組織を守るつもりなのか。

最後は、どうすれば捏造論文が書けたのか、その手口を公表する責任がある。それが分かって初めて論文不正防止の研究者倫理の教科書になる。

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