2015年7月7日火曜日

安保関連法案の国民の理解不足:それでも安倍さんはテレビに出て説明したいのか

来週にも採決どころか国民の安保関連法案への理解が進んでいないことで安倍さんは「テレビに出たい」と言ったニュースが6日のTBSテレビ・ニュース23で流れた。

メデイアの世論調査では、「丁寧な説明がされていない」「内容がよく分からない」「今国会での成立の必要はない」など安倍政権にとっては国会特別委員会での採決どころの話ではなくなっている。「もっとしっかり説明しなければ」という安倍さんの意向らしい。

でも、あれだけ自分の考えと違うメデイアの報道にクレームを付けたり、安倍さん寄りの議員の報道機関圧力発言では「大変遺憾なこと」と一応は謝罪したが、「これで萎縮するとしたら恥ずべきは報道機関ではないか」という意味の居直り発言までしていた安倍さんが「テレビに出たい」とは笑わせる話だ。

メデイアは政権とは距離を置くべきで政権に利用されることは避けるべきではないか。

安倍さん自身で丁寧に説明し国民の理解を深めたいと思うのであれば国会の特別委員会でしっかり答えるべきだ。それをメデイアが報道すれば国民にも分かる。メデイアが「根本的なところがはっきりしない」「説明がぶれる」というのであれば国会での説明がなっていないのではないか。

例えテレビに出で話しても同じ内容であれば何ら変わりない。「憲法を守る」というしっかりした姿勢を示さない限り国民の理解は得られない。

確か公聴会もやると思うが、政権は手続きの一つと考えているようでは趣旨に反しないか。



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