2015年7月13日月曜日

13日2時52分頃、大分県南部地震M5.7,震度5強:南海トラフ巨大地震域の西端に近い

赤丸が今回発生した地震の震源(中央赤丸)
南海トラフ巨大地震の震源域の西端に近く、北には安芸灘ー
伊予灘ー豊後水道プレート内地震震源域、南に
日向灘プレート間地震震源域が存在する
「活断層&活火山 最深ハザードマップ」 SAPIO2014年4月
13日2時52分震源域を大分県南部とする地震が発生、深さ58km、M5.7,佐伯市で震度5強を記録、広い範囲で大きく揺れた。震源は南海トラフ巨大地震(M8~9 発生確率70%)の震源域の西端で外れてはいるが近い。

気象庁地震情報 2015.7.13
更には北に伊方原発が存在する安芸-伊予灘-豊後水道のプレート内地震域(M6.7~7.4,発生確率40%)、南に日向灘プレート間地震域(M7.6,発生確率10%)がある。

この辺で発生する地震の多くは別府-島原地溝帯に沿って発生、近くの別府湾内には別府-万年山断層帯の一部走っている。これは中央構造線断層帯の延長線上にある。

この辺の地震は余り聞いたことがないのでtenki.jpで調べてみた。

2012年11月6日にM2.6,2011年5月29日にM3.2,2008年9月12日にM3.6だが深夜の発生が多いが、大分県中部を震源とする地震波2006年M6.2, 1975年M6.8が発生。

しかし今回の地震では揺れは大きかったが被害は大したことはなさそうだが、1769年にはM7の日向・豊後地震も発生しており日向灘での地震は注意が必要だ。


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