2015年9月20日日曜日

小渕優子議員不起訴へ:国民の代表ではなく、小渕利権グループのピエロだったのか

小渕優子議員は国民の代表ではなく小渕家やそれに群がる元秘書達の利権グループのピエロだったのか。小渕優子さんの政治資金規正法違反事件で「元秘書2人が裁判で全面的に罪を認めた」という新聞報道に続き、17日には東京第6検察審査会が、検察の「不起訴相当」を覆すだけの理由が見つからなかったとして「不起訴相当」の議決をした。

政治資金に関わる多額の不正記載、不記載に対して小渕議員自身は何も知らなかったことになるのだ。でも、親族会社との取引、自らの贈答など疑わしい領収書は見つかったが、その程度は国会議員全員がやっていることで特別に小渕優子さんの責を問うことは出来なかったのだろう。

となると、小渕議員は一体何なのかと言うことになる。

国民の代表ではなく、群馬県内の小渕家とそれに群がる秘書らの既得権益者のピエロだったのだ。こんな議員に年間1億円を超える歳費を拠出しているのかと思うとばからしくなる。

永田町では女性幹事長、初の女性総理候補、重要閣僚で入閣など安倍総理の女性登用政策で騒がれる中心人物で経済産業大臣についたが政治資金規正法違反容疑→大臣辞任→総選挙で立候補→トップ当選を果たし「禊ぎ」したように思えるが国会では存在感の薄い議員になっているようだ。

経済産業大臣の事務引き継ぎで茂木前大臣から「最強の大臣に引き継ぎ出来た」と言われていたが、その時が虚像のピークだったのだろう。

ところが残念ながらこう言った国会議員を排除することは選挙区の有権者の意向もあって難しいのだ。

群馬5区は選挙の原風景とも言われる田舎選挙区で、総理までやった小渕家ブランドに勝る対抗馬が出にくい選挙区でもある。


小選挙区比例代表制の選挙では仕方ないかもしれない。そこで昔の中選挙区制の復活が期待されているのだ。そうすれば小渕さんを越える議員が出てくるかもしれない。

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