2015年9月3日木曜日

何故起きた、東京五輪ゴタゴタ劇:五輪・利権集団が国民のネット攻撃に晒された?

何故起きた、東京五輪のゴタゴタ劇、五輪・利権者集団が国民のネット攻撃にさらされたか。東京オリンピックのメイン競技場、国立競技場に続いてオリンピックエンブレムも白紙撤回の無残な結果になった。それでいて誰も責任と取らずコンペのやり直しだという。

族議員、各種スポーツ団体の既得権益者が集まった集団がこれといった理念もなく、大御所を集めその権威で国立競技場はザハ案、エンブレムは佐野案を選び示したが上から目線の姿勢で国民のネット攻撃に耐えられず白紙にした。

失敗した同じ組織でコンペのやり直しと聞いて驚く。

テレビの情報番組は、この不祥事をトップで報じるが、コメンテーターは一様にしっかりした理念を打ち出していないから国民を説得できず、審査委員長、アートデイレクターの責任で幕引きを図ろうとすると批判される始末だ。

何故、国立競技場はザハ案だったのか、何故エンブレムは佐野案でないといけなかったのか。奇抜で例のないスタジアム構想、デザイン界で佐野さんを引き立てようとした目論見があったのか。

今になって「国民に愛されるオリンピックにしなければ」という。そう言うのであれば国民に開かれた場で国立競技場計画、エンブレム選定をやるべきだ。

すべての国民が巨大な費用がかかるオリンピック事業に賛成しているわけではない。「オリンピックはもう御免」という動きが世界的に出てきている現状をIOC、JOC、スポーツ関係者は認識すべきだ。

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