2015年10月21日水曜日

小淵議員、政治資金疑惑で釈明も「どこへ行った1億円」ということか

「心から心からお詫び申し上げます」。小渕議員が自らの政治資金規正法違反容疑に関して1年ぶりに釈明の記者会見をしたが、結局は「1億円はどこに行った」と疑惑が残ったまま議員辞職はせず幕引きになりそうだ。

弁護士らの第三者委員会の報告、後援会の考えに沿った会見内容で自らの考えはほとんど示さなかったようだ。第三者委員会は「法的責任はないが、監督責任はある」と法の抜け道を強調する。

元秘書2人が3億2000万円の不正記載で有罪判決を受けた後でもあり、もっと説明があるのかと思ったが、実際と1億円の乖離が有りつじつま合わせをやったそうだが「1億円はどこに行った」と言うことになるらしい。

そこを調査するのが第三者委員会の仕事だが調査しきれなかったという。当然だろう。息のかかった弁護士らが悪事の核心に迫ることなどしっこない。

今回の事件で一番驚かされた「パソコンのHDにドリルで穴を開けた」証拠隠滅に関しては質問もされなかったようだが、先の第三者委員会の記者会見では「パソコンの更新で業者がHDを破壊して処分した」と説明していた。余りにもできすぎた理由だ。検察の捜査に影響はなかったとも説明したが、そんなはずはない。当時の新聞では検察が必死になって復元できるか検討したと報じていた。

HDを破壊する前にどこかでコピーを取っているのが常識だがそこまでは追求しなかったのだろう。「もう証拠は捨ててしまえ、後は全部容疑を認めろ」とやけっぱちになったとしても不思議ではない。

誰が指示したかは知らないが、この1件は小渕議員の国会議員としての資質を疑う秘書達の隠蔽、破壊行為でもあった。

小渕議員は後援会の承認を得たので,このまま議員を務め、群馬県のために頑張るという。しかし国会議員は全国民の代表であって群馬県の一部の地区の代表ではない。

テレビで群馬5区の有権者の声を聞いていると、「もう支持しない」、「かわいそう」と言う意見がある一方で、「他に候補者がいなくて仕方なかった」というがここが問題なのだ。

群馬5区の田舎選挙区では野党などで有力な候補者が出てこない。一時、参議院議員の山本一太さんや中曽根さんの孫が候補に挙がったが自民党本部は小淵恵三さんのこともあってか認めなかった。そのためこんな議員が当選することになったのだ。

小選挙区制は候補者の意向より政党の意向が大きく影響する弊害のある選挙制度で、早く中選挙区制に戻すべきだ。そして政治資金疑惑や不祥事を抱え込んだ議員は選挙区で淘汰すべきではないか。


同じような事件が繰り返されることにほとほと嫌気がさす。

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