2016年4月1日金曜日

どんな抵抗をするか:古館さんの最後の報道ステーションを見て

古館さんが最後の報道ステーションでどんな抵抗をするか。12年間の報道ステーション・キャスター生活にピリオドを打つ3月31日の報道ステーションに注目し聞いてみた。

思い出せば、あの古賀さんの「上からの圧力に屈して止めさせられる」「I
 am not ABE」の不規則発言は放送事故に相当する出来事だった。古賀さんにしてみれば最後の出演で自分の思いをはき出したのだろう。

それ以降、報道ステーションは精彩を欠く報道番組になった。この辺で古館さんも降板を考えたのではないか。

官邸の圧力に局が屈した形でコメンテーターの交代が続いた。そう言うときにショーンKさんの学歴、経歴詐称が明るみになり更に番組に批判が集まった。その直後の古館さんの謝罪は「申し訳ない。だが残念」という簡単な物で何の反省も感じなかった。

最後の番組だから古館さんが、どんな抵抗を見せるか注目した。

古館さんは番組のはじめに桜を見せながら誰かの詩(?)を紹介し、「挨拶は最後に」と番組が始まった。

東電福島第一原発での凍土壁工事のニュースでは、毎日200tの地下水が52tに減るがゼロではない。敷地内は1000基のタンクで一杯で、「何とかしてコントロールしなければ」と訴えた。

「原発は危ないから止めろ」と主張したが、「続けるなら情報を出せ、説得しろ」という。

核セキュリテイーサミットに出席した総理は、グリーンスパン、ルービン元財務長官ら5人の経済人を招き、伊勢志摩サミットで「持続的な成長にメッセージを出したい」と意見を請うたようだ。強い経済とは前よりマシな生活か、格差是正しなければ経済は発展しないと番組は言う。

ブラジルの経済は政治にも大混乱をもたらし、リオ五輪にも影響しそうだという。

インドで建設中の道路が崩壊し、18人が死亡、安全が不十分だったという。

トランプさんの「中絶した女性に罪を」の発言に真面目に考えていない証拠といい「手術をした医師の責任」を問う。対抗馬のクリントンさんは「ゾッとする」と言ったそうだ。

TPPでは、野党議員から交渉記録の提出を求められたが、議事録はないと拒否されたことを伝えた。「情報の開示」「甘利さんの参考人招致」を要求した。

オリンピック関連では、組織委員会の運営の見直しが必要になったという。運営費が当初計画の3000億円を越えるらしい。テロ対策の必要性も付け加えた。

桜は満開で今年は開花から10日かかっている。天気予報を考えると花見は土曜日か。

今後はメンバーが替わるらしい。留まるのは小川さんだけという。リポーターを務めていた富川さんがMCだ。

そして、古館さんの最後の挨拶が始まった。

メモしたが正確度には疑問もあるが以下の通りだったと思う。

2004年4月5日の12年前、何かテレビで貢献出来ればと大任を引き受け無遅刻無欠勤でやってこれたのも皆様の支援があってのこと。ありがとうございました。

電波で喋るということは誰かを傷つけ、自分も傷ついていると素直に思うようになった。

普段着で普段の言葉でニュース番組をつくりたかったが、この頃いろんな発言が出来なくなってきた。「空気を読む」「水を差す」のも必要になってきた。番組は偏るんです、それをほどよいバランスに仕上げていけば良いのではないか。

「言うべきことは言う」、後任の富川さんには報道の雄になって欲しい。ニュースキャスターは本当に孤独なのだとも言う。

思うに、圧力もかかり思うような報道も出来なくなったことに忸怩たる思いがあったのではないか。

官邸からの圧力があったせいで報道番組はキャスターが交代になっている。「電波停止」など脅しなのか。安倍総理の政治姿勢を忖度するYESマンのやり過ぎた発言だ。

昔は局を挙げて抵抗していたはずだが、報道人としてのプライドがなくなった。



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