2016年6月19日日曜日

都知事選の玉不足:各政党だけでなく、都民も困っている

舛添さんが余りにもひどかったために、新しい都知事候補を捜すのに玉不足で各政党が困っているが、都民も困っているのだ。知名度だけに頼ると舛添さん、猪瀬さんのように「ズッコケ」る。

それでも各政党は他党の候補者を見て選ぶようだが、その基準は政策ではなく、「勝てるか」だから何をか言わんやだ。

出て欲しい人は「家族まであることないことを書かれるのはごめんだ」と辞退する者もいると聞いたが、今回の舛添さんの疑惑事件では子どもさんまで虐められたようだ。

今までの候補者の供給源は官僚、国家公務員だった。地方の首長選には立候補する人がいるが、高級官僚はもっと高額な収入を得る道が開かれている。

過去には経済学者の美濃部さんが都知事になったことはあるがその道も閉ざされたのか。担ぐ市民運動団体の力が弱くなったのか。

内心やりたい人は、私利私欲を期待している。たかりだ。スタッフだってろくな人間はいないが連れてくる。石原さんの時の浜鍋さん、舛添さんは2人も連れてきた。石原さんのマネをしているようだ。

国会議員でもなりたくて話が来るのを待っている人もいる。小池さんのように今の党内では先が見えているので飛躍のために狙う場合もある。政策などどうでもいいのだ。何年かすれば国政に帰ればいいと思っている。

東京都の場合は、知事が誰でも役人がしっかりしているから70点は取れるらしいが、舛添さんは50点で落第点だと言った(佐々木先生談)。


急ごしらえの都知事選だ。元鳥取県知事の片山さんが「(都知事の)品質に問題があることになる」のではないかと警告していた。

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