2016年6月27日月曜日

英国よ 何処へ:「やってしまった」では済まされない凋落の始まりか

どうなる英国、どこへ向かうのか。英・EU離脱は「やってしまった」では済まされない凋落の危機ではないか。離脱が決定した背景が段々分かってきたが、そのお粗末さに驚くばかりだ。誰も真剣に投票結果に責任を持っていなかったのだ。

残留派のスコットランドは早速再投票の動き、360万人の署名を得たという。
離脱派の年配者は「強い英国」「主権を取り戻せ」と言うが、若者は残留派が多い。それぞれ年代の事情が反映されている。

しかし、結論は「やってしまった」事への反省だ。本音は残留を求めたが、「ここら辺で離脱のお灸を」という動きが本当になってしまったのだ。

離脱ドミノを恐れたEUは「早く離脱を」と言うが、英国離脱派は「急ぐ必要なはい」と考えているようだ。英国は政治面での駆け引きを考えているようだ。

スペインの議会選挙では反EU・ポデモスが第2勢力を狙っていたが第3勢力のままで終わったらしい。英国の離脱での反省が大いに参考になったのではないか。

ところで英国はどこへ行くのか。

分裂、凋落の道しかないか。何がどう変わるか分からないが、中国の動きが気になる。

エリザベス女王をして「中国は図々しい」と言わしめた先の習主席のイギリス訪問が気になった。財政難に苦しんだのだろうか中国寄りの財務大臣の主導で行われた訪問であったようだが、中国がイギリスに大きな投資をすると提案した。これもEUへの足場として考えたとしたら今回の離脱でもくろみは崩れることになった。

原発も輸入するというので、エネルギーの根っこまで牛耳られるのかと専門家から反対が上がっていた。

英の離脱で為替、株価は大きく乱れたが、27日は持ち直したようで円は99円台から101円台に、株価は15000円台にまで戻した。
今回の英国の混乱は各国に参考になるだろう。直接民主主義の国民投票も理想ではないのだ。民主党政権時代は政治制度を勉強のために小沢さん達は訪英したが、英国の求心力は落ちるだろう。EUも政治力を強めた連合には限界が見えてきた。

英国は何処へ。当分目が離せない。


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