2016年7月11日月曜日

東京都知事選(1):小池さんに揺さぶられ分裂強める自民?

争点ぼかしで自民党が勝利した参院選が終わり、政局の焦点は都知事選候補者選びで小池さんに揺さぶられ、今度は分裂を強める自民党に移ってきた。11日、増田さんが自民都連に推薦願いを提出する直前に小池さんが推薦願いの取り消しを申し出たという。

小池さんの推薦の可能性がなくなったとみて先手を打ったのだろう。「推薦できません」と言われるのは屈辱なのだ。

更に小池さんは別の手も打った。自民党幹事長に「進退伺い」をしたという。

「私をどうするんだ」と突っ込んできたのだろう。「除名できるのならやってみろ」と言うことか。

除名されれば同情を買うことになり判官びいきで知事選を優位に戦うことが出来るとは誰でも考えること。強かな戦術と感心する。

良く引き合いに出されるのが、自民党都連が鈴木さんを担いだとき多選反対か官僚反対(?)だったか忘れたが自民党は小沢さんが磯村さんを押し、結果は鈴木さんが大勝した。磯村さんが浴場で裸で年配者の背中を洗っている映像を流し庶民的をアピールしていた。滑稽は光景だったがパフォーマンスと直ぐばれる。

その後責任を取って小沢さんは幹事長を辞め放浪が始まった。

今回はどうか。自民都連は増田さんを推薦、自民党はどう出るか。

除名すれば選挙に不利、口頭での処分になれば決断できなかったと弱腰を批判される。

小池さんのキャッチフレーズは「都民vs都連、自民党」ブラックボックスの都連、利権だらけの都議会の姿をあからさまにすることだ。

如何に小池さんの知名度を持ってしても「自民党推薦の増田さん」には勝てないだろう。いいとこ行っても接戦だ。
小池さんには自民党都連、議会を裁いて欲しい。それが東京改革の一歩だ。


増田さんが夕方会見を開くという。私も「年寄りは地方移住」を進められた年代だ。このまま住み続けていいものかどうか、増田さんの東京ビジョンを聞きたい。

0 件のコメント: