2016年7月26日火曜日

今日の新聞を読んで(11):安保常任理事国の矜持もない正義よりカネの中国

中国は世界一の悪? 正義よりカネで国連安保常任理事国の矜持もない横暴さを改めて見せつけたASEAN外相会議だった。国連安保常任理事国でありながら自ら近隣国と紛争を起こす当事者であり、中国の主張、主権を否定された南シナ海仲裁判決も完全無視、航行や飛行の自由を妨害する国際法無視の暴挙だ。

ASEAN外相会議は全会一致を原則とするらしい。だから同盟国を切り崩せば共同声明で中国批判を避けさせることが出来る。

個別会談での根回し、カンボジアなどは570億円の経済支援で懐柔された親中国派だ。

正義よりカネが通用する世界一の悪だ。

中国は一党独裁政権、やろうと思えば何でも出来る。13億人という市場は格差が激しいと言え無視できない。

AIIBなどアメリカ型グローバリズムに対抗しようとしているが、どうなのか。発表される経済指標も疑問が持たされている。成長率が6.7%なんて誰も信じてはいない。過剰生産した鉄鋼製品を安価で輸出するなど世界経済の秩序を乱している。 

借金も大きい。GDP比240%の2600兆円というが資産も多いとも言う。日本も200%で1050兆円だが資産も多いのだ。


こんな習政権が今後7年も続くというのだから世界はたまったもんではない。

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