2016年11月13日日曜日

スーパームーン:68年ぶりの最接近、どこで地震、火山噴火? NJでM7.8

2016.11.12 月
東京都大田区 久が原で
68年ぶりに地球と月が約35万6000kmまで最接近すると言う。太陽、月の引力で地球地盤が上下すれば巨大地震、火山噴火の危険もあるが、それはどこだ。

新聞報道によると、14日夜、今年一番大きく見える「スーパームーン」になるという。しかし残念ながら全国的に天気は悪いらしい。

讀賣新聞 2016.11.12
しかし、天気が悪くても地球の及ぼす引力には影響しない。

太陽や月の引力で地球が伸び縮みし地震や火山噴火の引き金になっているのではないかという事を、2011年の東北地方太平洋沖地震が近づくに引力の影響が強い時に地震が集中していることを防災科学技術研究所の研究者が突き止め発表したのだ(朝日新聞2012.12.18 「月、太陽の引力、震災に影響か」)。



このことは私のブログ矢本真人のブログ 「地震火山噴火の引き金:月、太陽の引力で地球が伸縮」 yamotojapan.blogspot.jp/2013/01/blog-post_5894.html
で掲載した。

今回もzakzak夕刊フジ(2016.11.12)「スーパームーンで地震が起きるか? 14日、68年ぶりに大接近、東日本大震災の8日後にも同現象」や産経ニュース(2016.10.22)「巨大地震を「月の満ち欠け」で予測できる可能性 東大研究チームが発表」が見られる。

それらによると、月、太陽の引力が地球へ及ぼす影響は海面の潮位を変動させる「海面潮汐」と地球の岩盤を上下動させる「地球潮汐」があるらしい。

東大井出先生は地震記録と潮汐図からM7~9の巨大地震12例中9例は大潮だったと言い、潮位は1m、海底を押す力は10kPaで断層に影響するという。

又、地球地盤を30~40cm、場合によっては60cm上下動させるというが地震を引き起こすひずみは1/1000で、今までひずみが貯まっていると「最後の押し」になるかもしれない。

でも、専門家の間では事例が少なく統計的有意性に欠けると言うし、どの断層が影響して動くのか予測は難しいというのだ。

でも良いじゃないか、理屈には合っているのだから。熊本地震、鳥取中部地震、阿蘇山噴火で終わりそうにない。


追記
ニュージーランドでM7.4の地震発生
2016.11.13 20時55分頃 テレビニュースより

2016.11.14 NHKおはよう日本より



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