2016年11月4日金曜日

二階さん曰く「政治になれていない」と:常識外れが政治の世界では

若狭さんが「7人の処分によっては離党も考える」と発言したことに対して、自民党・二階幹事長が「政治が分かっていない」と批判したニュースが流れていたが、常識外れが政治の世界ではないのか。寧ろ国民の政治意識が分かっていないのは二階さんの方ではないか。

そんなゴタゴタが小池さんを応援した東京都議7人への都連の離党勧告に対して自民党本部がイライラしているのだ。穏便に済まそうとした二階さんに対して若狭さんが「離党」をほのめかしているから「政治のやり方をしらない」と言うことになるのだ。

しかし、二階さんだって自民党を離党し、後に復党した経験があるではないか。二階さんもその時は「政治が分かっていなかった」のか。

それにしても政治の世界はわからない。

山本農水相がTPP審議中の国会外で強行採決など不規則発言をして野党から批判を浴びると「発言取り消し」で収めようとした。でも「取り消せば言ったことにならないのか」、野党の辞任要求に安倍総理は「しっかりやれ」と言うし、「辞任の必要はない」との見解だ。

強行採決を国会で追及されたとき、安倍総理は「今まで強行採決したことはない」と強弁したが、秘密保護法、安保関連法案では委員会採決を強行したのではないか。

稲田防衛相も過去の発言と現在の発言での相違を追求されている。過去の発言は本音だろうが、今の発言は防衛相としての立場での変更だ。主張、主義など国会議員は関係ないのか。

共産党が追求した政治資金報告書での「白紙領収書」の横行もイベント参加では「受付が忙しい」ので白紙を渡すことが慣例になっていると言う。でも民間では許されないことだ。批判の大きさに今後はやめると言うことになったようだ。

昔、面白いことがあった。国会内では時間も調整できるのだ。アインシュタインも驚くだろう。何の案件か忘れたが、本日中に採決しなければ事案が通らず政治的に危機にさらされていたとき、国会審議が日をまたがった時、議場に掲げられていた時計の針が逆走したのだ。国会での採決が終わって時計は日をまたがったのだ。

「政治とカネ」の問題、答弁のままならぬ大臣の横行、質疑もお互いに棒読みで時間の無駄遣いな国会審議、私用を公費で賄う図々しさ、政治の世界が分からない。

今、小池都知事は豊洲問題、東京オリンピック問題で苦労している。落としどころを間違えれば一気に信頼をおとす状況だ。でも石原さんは週の内2日しか登庁せず、側近に任せて自分は遊びほうけていたという。1期目で分かっていたが、どうしてこんな知事に10数年も都政を託していたのか。


一生懸命やる政治家もいれば、適当な政治家もいる。名声、人気に惑わされてはいけない。真面目そうな政治家、候補者が落選する事態に危機感を覚えるのだ。

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