2017年1月13日金曜日

トランプ次期大統領は世界の調整役になれるのか

トランプ次期大統領はアメリカが期待されている世界の調停役になれるのか。先の記者会見の内容、「アメリカ第一」、反グローバル、保護貿易、排他主義などとてもじゃないが世界での調整、調停役など出来そうにない。

メキシコ、中国、日本、ロシアが米国産業、市場を脅かしているとみる。中国には強腰だが、ロシアには弱腰、欧州政界での極右政党の台頭にどう対応するのか。

各国が緊縮財政で疲弊している。財政出動での経済成長を望んでいるが相手はアメリカなどの巨大市場だが、トランプさんはアメリカ市場を海外の企業から守ろうとしている。

G7, G20ではどういう動きをするのか。首脳間での対話が出来るのか。他国の首脳がどうトランプさんと付き合うのか。

安倍総理は早急なトランプ詣でを企てているようだが、今先進国の首脳で安泰なのは安倍総理だけだ。早くトランプさんと会談しトランプさんに変わって調整役でもやろうとしているのか。

又、アメリカ大統領は資本主義国を代表し経済協力、投資、民主主義を守り平和を維持するために世界中を駆け回っている。

紛争地では調停の仕事がある。主導権争いのアメリカvsロシア、中国の構図がある。1つの中国の見直し、南シナ海では強硬手段に出るか。

アメリカの為替問題は世界経済に大きく影響する。米国産業を守るにはドル安だが市場は様子見に出ている。FRBのイエレン議長は金融政策正常化のための利上げに突き進むが、ドル高を招くので任期一杯で更迭を匂わせた。


各国首脳は、しばらく様子見か。トランプ大統領と主要閣僚の意見の違いが出てくれば政権を揺るがすことになる。

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