2017年2月13日月曜日

今日のテレビニュースを見て(3):絶好のタイミングで北朝鮮が又、ミサイル発射

日米会談、ゴルフ外交に継ぐ最後の夕食会を狙って又、だだっ子北朝鮮が絶好のタイミングで弾道ミサイルを発射した。慌てて夕食会を中断し安倍総理、トランプ大統領は記者会見で北朝鮮の挑発行為を批判した。

こう言う挑発行為に決まって安倍総理は安保理決議違反を厳しく批判していたが、今回は隣にトランプ大統領も立ち「日本と100%ともに立つ」と日本擁護を訴えていた。テレビニュースでは夕食会には緊張感が走ったという。

北朝鮮がこの時期に弾道ミサイルを発射するのではないかという事は、事前の兆候で見て取れ、インパクトはそれほど大きくはなかっただろうが日米会談の最終日と言うことで日米に緊張が走ったことになる。

こういった「核、ミサイル開発を止めろ」「挑発行為を止めろ」、「安保理決議を守れ」と北朝鮮に対し経済制裁などを強化するが中国の動きが鈍い。時々テレビニュースで中朝国境の町では商行為が以前と変わらないという。

北朝鮮にとって核やミサイル開発を止めることは国そのものの存在を危うくすると言うことを海外の事例で学んでいる(?)ようで、ちょっとやそっとのことで放棄などしないだろう。

6ヶ国会談でなく、アメリカとの2ヶ国会談を望んでいるが、アメリカは従来6ヶ国会談を主張している。トランプ大統領は多国間でなく二国間交渉を主張しているので対北朝鮮政策が変わるのではないかとも見られるがどうだろうか。

弾道ミサイルの開発は既にアメリカ本土も射程距離に入っている。日本を守ると言うよりもアメリカ自体も危なくなってきたのだ。

今回の日米首脳会談の共同声明を読むと、北朝鮮に対して、「核及び弾道ミサイル計画を放棄し、さらなる挑発行為を行わないように強く求める」とともに「日米同盟は日本の安全を確保する完全な能力を有する」と言うが、アメリカが日本を守るだけでなく、アメリカ自身も脅威になってきたのだ。

更に韓国大統領選では親北朝鮮の候補者が優勢になってきたという。大統領選の結果では北朝鮮対策も変わってくるのか。
北朝鮮の経済制裁では中国の役目が大きいが、トランプ大統領は中国敵視から親書を送ったり電話会談したり、「1つの中国」を継続して認めるなど中国に対する動きも変わってきた。

中国に対してアジアの平和を守るために北朝鮮への厳しい制裁を求めるのではないか。

北朝鮮もアメリカとの二国間協議を望んでいる。トランプ大統領の対北朝鮮対策に注目だ。



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