2017年3月1日水曜日

今日の新聞を読んで(63):築地に土壌汚染の疑い、豊洲の方がマシか

ごった返す築地市場 2016.8.31撮影
新たに土壌汚染の疑いが出て来た
豊洲の地下水汚染が問題になっているのに、今度は現・築地市場でも土壌汚染の疑いが出て来た。場合によっては豊洲の方が築地よりマシと言うことにもなりかねない。

頭を悩ます小池知事、移転に慎重になっている仲卸組合は今後どうするのか。

新聞報道によると、東京都の地歴調査で築地が戦後進駐軍のクリーニングの洗濯工場や給油所に使われていたことが分かった。昔のことだ、有機溶剤のトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、漏れ出たガソリンなどによる土壌汚染の可能性は大きい。

東京都はこれ以外の事案も条例に反して地歴調査を実施していなかった事例が多いようだが、早急に土壌調査を実施するという。

築地はこのほかに、第五福竜丸などによる放射能汚染で約500トンの汚染マグロが埋設されているが、調査しても場所が特定出来ないらしい。

どっちみち築地か豊洲か、大変な選択になる。学者が言う「すぐには影響はない」を選ぶか、小池知事の「食の安全安心か」を選ぶか。

「国民のため」と言うが国民に選択の余地はない。東京都や仲卸組合の判断だろう。
開設が延期になっている豊洲市場
 

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