2017年5月16日火曜日

自民党派閥再編の動き;安倍一強では危うくなって来た自民の将来か

自民党の麻生さんを中心に派閥の再編成の動きが出て来たが、安倍一強では危うくなって来た自民の将来を考えてのことか。新聞報道では麻生派、山東派、谷垣グループの一部が合流し60人規模の第2派閥になるという。自民党内で政権交代の機運を作ることになるのだ。

更に岸田派が合流すれば100人を超える自民党第一派閥になり実質安倍派である細田派も押さえられる。大宏池会構想も夢ではなくなる。

確かに今の安倍一強の自民党は危うい。

大体、メデイアの世論調査で内閣支持率が50%、60%台の高率を維持しているが、その理由が「他よりも良さそう」「他の内閣よりマシ」というのだから心許ない。

もっとマシな内閣を作らなければならない。民進党を始めとする野党では無理で当然に自民党内での他の疑似政権と言う事になる。

更に、安倍総理の総裁任期はうまく行っても2021年までだ。それ以上の総理の芽はない。

それよりも今の政情を考えると安泰に見える安倍政権もそうとはいえない。

無理押しする憲法改正への道、森友学園、加計学園に関わる規制緩和での安倍人脈への優遇疑惑事件、政権と一緒になっての官僚の忖度行政、国会審議での一連のはぐらかし答弁、2%物価目標の未達、脱デフレも失敗、今のところ外交でしか点数稼ぎできない内閣の支持率は間違いなく下落する。国民の怒りを買うのは見えている。

それでは困るのが自民党だ。下野した時の惨めさは再び味わいたくはないだろう。

安倍総理の反民主主義、反立憲主義政治には国民の鉄槌を下すべきだ。



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