2017年5月4日木曜日

北は核実験を止めよ:白頭山噴火を誘発し北朝鮮は壊滅、日本にも降灰が

北は核実験を止めよ! 核実験が活火山である白頭山の噴火を誘発しその火砕流、降灰は北朝鮮を全滅させ、日本も降灰被害に遭うのだ。その噴火は世界最大級の噴火と言われている。

テレビ朝日「スクランブル」で北朝鮮が核実験を繰り返し6回目の規模は格段に大きいと言うが、実験を繰り返せば実験場から110km離れた白頭山の噴火を誘発する危険があると専門家が指摘しているのだ。

白頭山と言えば北朝鮮の聖地だが、火山、地震など自然災害に興味のある者なら知っている事実で何時噴火してもおかしくなく、噴火すれば甚大な被害を及ぼすのだ。その溶岩流と降灰は北朝鮮ばかりでなく遠く日本へも大きな影響を与えるのだ。

「歴史の中の大地動乱 保立道久 岩波書店 2012.8」によると、946年、947年に大噴火したのだ。それが2011年の東北地方太平洋沖地震の遙か以前の地震、貞観地震、十和田噴火も関連しているのだ。

貞観地震869年の50年後の915年に十和田噴火、そして946,947年に白頭山の噴火と続く。十和田噴火は日本最大規模の噴火、白頭山噴火は最近2000年で世界史上最大規模の噴火で火砕流は200km流れ、渤海国を崩壊させる位だったという。世界の気候にも悪影響し、青森から北海道にかけて降灰が確認されている(同上)。

金正恩委員長が核実験に拘る限り北朝鮮の崩壊は避けられない。誰かが忠告しない限り起きるべくして起きる自然災害だ。北朝鮮の国民を助けるためにも核実験は避けるべきだ。

今世紀の自然災害は9,10世紀の自然災害発生に極似しており、自然災害は確実に繰り返すのだ。

関連記事
2014.3.2掲載
十和田湖大噴火はあるのか:915年から1100年経っているが
yamotojapan.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

0 件のコメント: