2017年6月20日火曜日

大阪地検特捜部・強制捜査:森友学園捜査でも官邸の圧力の可能性、疑似「指揮権発動」

大阪地検特捜部が安倍総理の記者会見の終了した途端に森友学園の補助金不正受給、詐欺疑惑で強制捜査に入ったという。記者会見の前、途中では記者から辛辣な質問を受けることを回避する為の地検の忖度だろう。これからも官邸などからの圧力がかからないか。法務大臣による指揮権発動と言う事もある。

森友学園疑惑は最初は規制緩和で小学校新設が認められたと思っていたが、国有地の格安払い下げ、籠池元理事長の不法行為が明るみに出て、安倍総理や夫人が関わっていたという大疑獄事件にまで発展した。

補助金不正受給の他に、木村豊中市議会議員の国有地不当安値売却での背任容疑で財務省近畿財務局が告発されている。

森友学園より近畿財務局の方を先にやるべきではないかと思うが、何故か地検特捜部はハードルの低い方から着手した。

近畿財務局、財務省の捜査になると政権も黙ってはいないだろう。安倍総理が絡んでくると大変だ。法務大臣による指揮権発動もある。また、法務大臣が大阪地検の幹部に「あれ どうなっている」と聞けば圧力を感じるだろう。

突然の小学校認可申請を取り下げた事も気に掛かる。

籠池前理事長が知らぬ間に顧問弁護士が取り下げたという。その顧問弁護士が辞任したというおまけ付きだ。幕引きを狙っての官邸からの圧力とも言われているが、その責任の有無も捜査して欲しいものだ。


兎に角大阪地検特捜部がどの程度捜査するかだ。森友学園の方は嫌疑、証拠もはっきりしているが、近畿財務局関係は証拠も破棄されているので「嫌疑不十分」と言う事になる可能性が高い。

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