2017年6月5日月曜日

安倍総裁3選へのパターン作り:阻止できるのは内閣支持率?

安倍総裁の自民党総裁3選に向けたパターン作りが活発になるだろうが、それを阻止できるのは内閣支持率の大きな下落しかない。新聞報道によると、高村副総裁がラジオ番組で「立候補を希望する。当然支持する」と発言したそうだ。

二階幹事長も3選への道を拓いた張本人だ。共に3選へのパターン作りをしているが本音は次も要職なのだろう。

これまでの安倍政権の政治を見ると、国民のための民主政治にはほど遠い。多数の議席を確保しているための強権政治だ。側近政治による利権誘導、森友、加計学園疑獄事件に見る安倍人脈への利権誘導、国を二分する憲法改正を急ぎ、米国、ロシアとは国益を害する外交に出ている。

どれをとっても賛成出来ない。

更に、経済政策のアベノミクスは当初、円安、株高に導き成果があったと思われたが既に海外ではその動きが出ていた。安倍総理の政策に市場が答えた結果ではなく多くは外因による。

アベノミクスは既に破綻している。財政出動も経済の好循環には持って行けない。家計が潤わないのだ。

だからといって自民党総裁選に出てくる候補はいるのか。

石破さんが名乗りを上げている。要所要所で反安倍のコメントが目立つが地方議員を入れた投票では有利でも、国会議員での投票では不利だ。先の総裁選でそうだったが次回も同じだろう。

岸田さんは慎重に様子見、麻生さんは政権交代出来る派閥再編成を狙っているが麻生さんが立候補するかどうかは分からない。院政を引くための動きではないか。

結局は、安倍3選を回避する手段は、まずメデイアの世論調査で内閣支持率を急落させることだ。自民党内に「これでは勝てない」という流れを作ることだ。

無党派層を止めてはっきり政党支持を示そうではないか。





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