2017年7月14日金曜日

安倍総理、急遽国会審議に応じる? 支持率回復は説明次第か

急転直下というか、安倍総理が休会中の国会審議に応じると言い出した。さっきまで与野党国対会議で自民の竹下さんが拒んでいたのだが、首相に直接尋ねると「自ら国会の場に出て説明する意思がある」と言ったことが事態を進展させた。

今までは比較的高い内閣支持率にものを言わせて傲慢な態度をとっていた安倍総理だがメデイア各社の世論調査で内閣支持率が30%台に落ち込み危険水域になった事で「潔さ」を見せたのだろう。

でも折角の国会審議を開いても事態の進捗がなければ、またまた国民の失望をかい、支持率は落ち込むばかりだ。

答える側の安倍総理次第だ。今までは要点をはぐらかし、質問者の時間を浪費させる作戦に出ていた。側近がアドバイスした作戦だろうが、内閣支持率下落の要因は「首相が信用できない」にあるのだ。

聞きたいところは

(1)何故、問題の疑惑事件での森友学園・籠池さん、加計学園・加計さんの2人が安倍総理のお友達だったのか。たまたま偶然にしてはおかしい。

(2)安倍総理は何ら自身の意向をつたえていないという。では誰が忖度したのか。実際に公の会議では話せない事柄だが、身内同士の会話では出て来た話ではないのか。安倍総理が「NO」と言えば仕方ないことだが。

(3)今回の戦略特区構想をどう考えているのか。プロセスに中途半端さがあったので2,3校選んでも良いと言ったり、強固な岩盤規制にドリルで穴を開けるのは既得権益者の意向など聞くに及ばないと思うが、安倍総理は獣医師学会の意見を考慮したと言い出した。

(4)石破さんの時の4条件はどう判断したのか。都合の良いように無視したのか。だとすると前川さんが言う公平性に欠けるのではないか。

(5)萩生田さんの関与、和泉さんの関与、そして下村さんの文科相就任が怪しくなってきた。献金も受けている。加計学園には関係がありそうだ。

自民党のヨイショ質問は止めて果敢に攻める民進党、共産党、与党の一員である公明党の質問を優先したらどうか。そして各党同じ質問をするのではなく、手分けして質問の内容を変えた方がいいのではないか。

安倍総理だから質問に激高して本音を漏らすかも知れない。

兎に角、注目してみよう。


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