2017年7月26日水曜日

国益とは何か:加計学園疑惑での安倍総理出席の閉会中審査で考える

加計学園疑惑での安倍総理出席の閉会中審査で考えると「国益」とは何だろうと疑問に思うことがある。この疑惑事件でどんな国益が害されたのだろうか。

行政の公平、公正さを考えると、安倍総理と加計理事長の深い友人関係は獣医学部新設で安倍総理は多くの便宜を与えているのではないか。忖度で官僚を動かしているし戦略特区構想にかこつけてスピード感を持って行政処理されていないか。

そして、戦略特区構想の信頼性が害されていないか。強固な既得権益者の岩盤に風穴を開ける政策には賛成であるが、安倍総理と加計理事長との関係を考えると既得権益者が加計理事長という新しい利権者を生む結果になっていないか。

そして、質の良い獣医師を養成することが出来るのか。メデイアの以前の報道によると、研究面でのスタッフの不足、実験設備の不備などが懸念されている。それで質の良い獣医師を養成することが出来るのか。

更に、いろいろな資金面での優遇策がとられているが税金が有効に使われているのか。今治市にどんなメリットがあるのか。


今回の審査での想定問答を優秀な官僚が雁首そろえて悪巧みしている。人間は悪巧みをしているときに1番脳が活性化するという研究報告がある。もっと他の政策で生かしてほしいモノだ。

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