2017年7月12日水曜日

民進党に要求される「解党的出直し」とは

民進党本部
選挙に負ける度に「総括」らしい総括をせず執行部の責任が曖昧なままの党運営が続くが、今回の都議会議員選挙結果とも相まってまたまた「解党的出直し」の必要性が出て来た。

民進党は選挙の総括以外でも再生のためには「解党的出直し」が叫ばれてきた。でもどういうことなのか。どうして出来ないのか。

今回の都議会議員選挙は反自民の受け皿に「都民ファーストの会」がなり勢力を拡大できたが、民進党はその役目を果たせなかった。野党第一党としての責任が果たせていないのだ。

では解党的とは執行部に任せての話か。「執行部の責任でもってやれ」というのであれば無責任だ。ガラガラポンとやって再結集していけるのか。

それが出来ないから民進党議員が生き残りをかけて離党、「都民ファーストの会」に入ったり、推薦を受けていた。

誰を軸に「旗印?」、要人で民主党政権時活躍した議員も残っているだろうが、「誰がどうか」分からなくなってきた。「取り敢えずの結集」では、またゴタゴタだ。

だからこのまま落ち着くのを待つ方法もあるがそれまで持つか。選挙の度に票を落とし草刈り場になりかもしれない。

執行部の「解党的見直し」を待たずに、党内の各グループが独立したらどうか。15人ぐらいでまとまれば良い。詰まり民進党の解体だ。共産党と協調するグループも出てくるだろうし、共産党を嫌がるグループもあるだろう。

大票田の連合がどう出るか。やってみなければ分からない。事態に直面すれば慎重な動きになる。真剣さに欠けるからいろんな動きが想定され政局は動かない。

想定ではなく、実際に事態を動かせてみないか。


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