2017年8月27日日曜日

「日本の明日を創る会」設立:広がって欲しい「反安倍パターン」になるか

「日本の明日を創る会」設立が「反安倍」パターンの広がりに役立って欲しいと思う。それが日本の民主政治を守ることになるのだ。平沢勝栄さんら約30人が今の安部政権に反旗を翻したことになるが東京都議選の惨敗から次の総選挙に危機感を持ったのだ。

67回と当選しても大臣になれない入閣待機組だったが、今回の改造でも入閣は果たせなかったことを理由に挙げる専門家もいるが、それも一理あるだろう。しかし、これまで待っても入閣出来ないのは「政治とカネ」「女」などスキャンダルがあるからではないか。

この前も約50人の議員が「反アベノミクス」勉強会に参集した。石破さんや野田さんも参加したが、野田さんは入閣した。反安倍と言われていたのでサプライズ人事になり少しは支持率に貢献しただろう。

石破さんは次期総裁選を目指し地方組織を作ったと新聞は報道している。安倍総理から禅譲を狙う岸田さんが一歩優位とみていたが、入閣した野田さん、河野さんまで総裁選出馬を匂わすことになった。

安部一強政治と言われて居たついこの前までは考えられない事態になっている。

支持率は少しは回復したと言っても不支持率が支持率を上回っている事態に変わりはない。

今後、青森など3つの補選が安部政権を占う選挙になるが、3つ共に自民の議席だったので1つでも落とせば負けになる。野党が共闘できるかも試されるが、自民党は地方組織がしっかりしている。候補者次第ではないか。

それにしても下野から政権に復帰した後の安部政権は強権、傲慢な政権運営だった。アベノミクスで円安、株高に転換、一挙に国民の支持を得て長期政権への道を歩み出したかに見えたが、「我が儘な政権運営」は段々ボロを出し都議選では歴史的敗北を期した。

負けてみてはじめて反省の声が上がった。

小泉進次郎さんは「下野した時のことを忘れるな」と言うし、安倍総理は「政権交代時の気持ちを忘れるな」という意味のことを言っていた。その後、低姿勢を示したが気持ちと政局運営はチグハグさを見せ国民は見逃さなかった。


専門家が言うように「この難局を切り抜けるのは容易ではない」と言うことだ。

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