2017年8月28日月曜日

イオンなど流通業界の値下げ競争:これも反アベノミクスの動きか

どうしたのだ。流通業界の値下げ競争が激しさを増す。これもアベノミクス、日銀の2%物価目標に反対する動きか。4月にイオンの岡田会長が「脱デフレ派大いなるイリューション」といって、値下げの発表をした。消費者はまだ安値思考なのだ。

最近の新聞ニュースでイオンはプライベートブランド114品目について10%の値下げ、イケヤは886品目で平均22%の値下げ、ドンキホーテとニトリ、アメリカンイーグル(青山商事)も10~25%の値下げを発表した。

日常よく使う商品の値下げは助かる。コンビニも値下げを宣言している。

日銀は2%物価目標に拘り、安部政権は物価上昇→景気回復を目指すが消費者は逆に安値思考、それに気づいて流通業界は値下げ競争に踏み切った。

販売方式もドンキホーテの方法を見習うための提携をしている。

過酷な競争を勝ち抜くための顧客の獲得競争だろうが、値下げして誰が損をするのか。何時も泣くのは生産者だが、経済構造の裾野を虐めていてはダメだ。

巨大資本の流通業が儲けを減らし消費者に還元することでないといけない。家計収入の増えない消費者にとっては有り難い動きだ。

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2017.4.29掲載

よく言った、イオン岡田社長「脱デフレは大いなるイリュージョン」と

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