2017年9月5日火曜日

民進党を守り立てられるか

久しぶりに民進党を守り立てる記事が新聞に載った。朝日新聞(2017.9.5)の波聞風問で原編集委員が「前原民進党「真のリベラル政党」になれるか」で前原新代表の消費税増税の訴えを支持している。

それによると増税や社会保障の負担増により生み出す財源を生活保障に充てることに賛成しているのだ。

安部政権は消費税増税を先送りしてきたが、10%への増税は避けられない状況になっている。アベノミクスで景気を良くし税収増を社会保障などに当てることを考えていたが、うまく行っていない。

国民に広く平等に負担を求める消費税増税は民主党・野田政権で進められ、当時の安倍総裁との党首討論で「約束してくれれば明後日解散します」との発言が飛び出したのだが、安倍総裁は「約束します」と言っても8%までは持っていったが、景気の押し下げもあって、その後は先送り戦術に出た。

消費税増税も他の減税策と抱き合わせでの実施では税収増効果も薄い。

民進党前原代表の力量が問われる。

メデイアも民進党を守り立てる記事をしっかり書けば民進党支持も上がってくるのではないか。

一方、相変わらずの人事のゴタゴタが続く。新鮮味を出すために経験の乏しい(?)山岸さんを新幹事長に考えていたが党内で反対意見が強く、大島さんに替えて提案するらしい。

保育園の待機児童問題で質問に立ち名を上げたが、経験の少なさは党運営に影響することは確かだ。前原さんのサプライズ優先で勇み足になったか。

3つの補選での候補者選びも力量が問われている。野党共闘するかどうか。共産党との関係をどうするか。


でも、今民進党に求められているのは「勝つこと」だ。政権交代出来るよう野党共闘戦術もPDCAのサイクルを回して進めるべきではないか。

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