2017年10月1日日曜日

今の「希望の党」:実績がないのに支持率19%の不思議

強権政治の危険が出て来た今の「希望の党」を実績もないのに期待感だけで支持率19%と言う不思議、国民はどうかしているのか。9月30日の読売新聞・世論調査の政党支持率見て驚いた。

都知事になって実績も余りないのに過半数を執る可能性が出てくれば小池さんが国政に進出するとも言う。東京都民を馬鹿にしていないか。東京を大改革するのであればやってから国政に出たらどうか。

何で19%の支持なのだ。前回の衆院選での民主党支持率が14%だったことを考えると期待が大きいと新聞は評価するが、状況が違うにしろ民進党の支持率を考えると5,6%のアップではないか。

いい気になっているようだが、実績に基づかない期待感だけの数値だ。今回の選挙で政権交代など無理だ。ある程度の議席数は取れるだろうが「風」頼みだ。

今回の選挙結果、そして今後3~4年間の国政での実績を見て次の選挙で決めたらどうか。その方が有権者を失望させないし、小池さんの評価も固まってくる。

政党の姿も小池さんの指示を受け若狭さんや先に民進党を離党した細野さんなどが牛耳っているのだろうが彼らにしてみても素人集団だ。

「ダイバーシテイー(多様性)社会」を構築するといいながら人材は自分より下のクラスしか合流させない。政治経験の豊富な人間は排除するのだ。安全保障、憲法観にもいろんな考えがあって良いのではないか。ただ民進党のように最後までゴタゴタしてまとまりがないようでは国民の信頼を失う。

「生き残り」をかけ党を渡り歩く議員も多いが、そういった議員は「裏切り」の箔がつき必ずしっぺ返しが来る。民進党から小池新党に流れた議員も選挙結果によっては小池さんのお荷物になる。自分の居場所がなくなるが帰る党はなくなり、議員を諦めるしかない。

今日(10月1日)のテレビニュースを見ると選別に落ちた議員で新党構想もあるらしい。共産党、社民党がエールを送る。社会党を出ていったリベラル系議員が社民党に合流することにでもなればどんな気持ちがするのだろう。

基本的な政策で一致出来なければ「野合」と自民党は批判するが、自民党だっていろんな考えが混在している。だからこそ政権を維持することが出来るのかも知れない。

自分の居場所が分からなくなり自民党を飛び出した小池さんは、そのことを分かっていると思うのだが。





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