2017年10月15日日曜日

今日の新聞を読んで(110):野党が共闘できなければ有権者が一本化したら

野党各党が論戦を張っているが、自民党政権に対峙すると言いながら野党が結束、共闘できなければ自民の一人勝ちになる。政党間で共闘できなければ有権者が投票先を一本化したらどうか。選挙区の事情を考慮し、「悪さ加減の少ない」候補者に一本化し投票したらどうか。

「政権交代」「安倍政権への信を問う」「国難突破解散」など威勢の良いことをキャンペーンするが、今の野党の状態では反自民など覚束ない。

今朝の新聞を読んでいると、選挙の情勢調査が出ている。「○○候補は支持層の何割を固め無党派層にも食い込んでいる」「○○候補は〇〇と○○の支持層をまとめたがやや苦戦」などの情勢調査だ。

内容を見ると反自民の受け皿として野党が分裂していては自民を利するばかりだ。「野党の負けに不思議な負けなし、自民の勝ちに不思議な勝ちなし」と言う結果になりかねない。

そこで野党を有権者のⅠ票で共闘させることだ。

小池さんの地盤である東京10区は、小池さんの最側近(?)と言われる若狭さんが苦戦しているようだ。立憲民主からも候補者が立ったし、共産党も候補者を出している。1番の注目選挙区だ。

東京10区の立候補者
若狭 勝 60 希望 前②
鈴木庸介 41 立憲 民新
鈴木隼人 40 自  前①
岸 良信 62 共  新
吉井利光 35 諸  新
小山 徹 42 無  新

新聞の情勢判断を読むと、鈴木隼人やや先行、若狭、鈴木庸介が懸命に追う。鈴木隼人は自民支持層の7割を固め、無党派層の5割強に浸透。若狭は希望の党をほぼ固め、自民支持層3割から支持を集める。鈴木庸介は立憲、社民の支持層をまとめたがやや苦戦、岸は共産党支持層を固めるが伸び悩み、吉井、小山に支持の広がり見られず(朝日新聞 2017.10.15)。

希望、立憲、自民、共産の戦いだが、自民は別として希望、立憲、共産で共闘できなかったのか。希望は無理だろうが立憲とは出来るはずだ。立憲も設立時のわだかまりがあり希望とは無理なのか。

「希望の党」も風が逆風になり失速気味、立憲は期待されているが一本化できなければ自民の勝ちと言う事になり、選挙結果の得票数でやっぱり一本化していれば反自民が勝てたと言う事になりかねない。

ここは、政党間で共闘が無理なら有権者が「一本化」を考えて投票することも考えたらどうか。

このままで行くと22日の午後8時の選挙報道開始と同時に「東京10区、自民鈴木隼人氏当確、若狭氏破れる」の結果を何処が早く打つかだ(ただの予想です)。

保守か、リベラルか、それとも緩やかな改革保守か、そんな事まで考えてはいられないだろうが、敗れても比例復活出来るのだから難しいことはやらなくてもいいとも思うのだが。


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