2017年10月10日火曜日

希望の党:小池さんの選挙期間中の言動を誰が国会で担保するのか

小池さん! あなたの結党に至る言動、選挙期間中の言動に対して国会で誰が担保するのか。急ごしらえの「希望の党」に心許なさを感じないか。

「希望の党」は代表が小池さん以外の党員は全員平で役職なし。メデイアは首班指名に誰を書くのか」と追及し、小池さんの「出馬」を煽るが小池さんは「立候補100%無し」でとおした。小池さんは「選挙結果を見て、無所属の人もいるから」と例によって「含み」発言をするのでメデイアは色めき立つ。

しかし、自らの言動が国会審議で追求されることがあるかどうかは分からないが、政府案に対する対案で生かすことになるが、都知事の経験からの発言も誰が責任を持って説明できるのか。

「保守改革新党」と言いながら自民より保守色が強い。民進党との合流時の「排除の論理」、急ごしらえの公約をどうやって作成したのか。財源をどう確保するのか。そして民進党に残っていた150億円にも上る政治資金をどう分配したのか。

党首討論での「NSCの設立、安倍政権の元での防衛大臣で外交、安全保障では違いがない」と言うが、何が「打倒安倍政権」なのだ。民進党からの合流組は安保2法反対から賛成に回った。宗旨替えにどう答えるのか。

街頭演説で、「1兆円のワイズスペンデイング」を訴えた。都知事として7兆円の予算から700億円を節約した経験を生かし、国家予算100兆円の1%、1兆円を節約するというのだ。民主党政権時代の事業仕分けを思い出す。

安倍政権でのお友達、忖度での政治不信に対して「政治の信頼」を取り戻し、原発ゼロでは2030年までのゼロ工程、「将来への希望が足りない。供するのが政治」発言など国会で問題になりそうだ。

勿論、連立政権を作れば野党の攻撃材料になるだろうが、そうでなければ政府案に対する対案での説明になる。


国会での「希望の党」の役職者を選挙結果を見て決めるとはどういうことか党の陣容も有権者の評価に含まれることを忘れてはならない。

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