2017年12月19日火曜日

CH53輸送機の窓枠落下事故:原因が「人為的ミス」とは安直過ぎないか

輸送ヘリコプターCH53の窓枠落下事故の原因が装置上ではなく人為的ミスと判断されたことは少し安直過ぎないか。新聞報道では飛行前点検ミスと言われているが何故、「点検をしっかりやっていたのに落下した」という想定での原因追及がされていないのか。

装置上の欠陥と言うことになると影響が拡大することを懸念して人為的ミスで簡単に片付け、沖縄県民、日本政府の総意を無視した訓練再開を強行している。対策は再教育だからこんなに簡単で費用のかからないものはない。


米軍機ヘリコプターCH53,オスプレイの事故が相次いでいる。兵器である以上はある程度の安全は無視した内容になっているのだろうが多すぎないか。事故の相次ぐオスプレイ、海岸線に不時着と言うが墜落事故のようだったし、畑に不時着したと言うが炎上した。

「未亡人製造機」と言われているようだが、その通りだ。いずれも安全を考慮しての不時着だったようだが、沖縄県民はだれも信じていない。このまま行けばいつかは重大事故に結びつくのだ。

日本での航空機事故は専門家による検証がされているが米軍機は例外で日本の捜査権はない。沖縄国際大学への撃墜事故も米軍のベールに包まれたままだ。

不時着と墜落では全然内容が違う。不時着では人為的、装置上の問題があるだろうが、墜落では装置上の問題が多いのではないか。

おまけに何故訓練を急ぐのか。

戦争は起きていないのだが北の挑発、対中国で重大な事態が予想されるのか。パイロットの質が落ちているのか、装置上に欠陥を残したままで運用しているのか。


日本国民の理解を得られない米軍基地など存在価値がないのではないか。それが分かっていない米軍だ。安倍総理はトランプ大統領との親密さを主張するが一言でも良いから「安全確認がされるまで飛行訓練の中止」を訴えたことがあるのか。

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