2018年5月17日木曜日

枝野・立憲民主党の内閣不信任案提出で解散・総選挙へ?


17日夕方のニュースで立憲民主党の枝野さんが内閣不信任案を提出すれば解散/総選挙もあると自民党・森山さんが言っていたので受けて立つとコメントしていた。いよいよ野党も決心がついたのか。

今の安倍政権を見ると、森友・加計問題、財務省の不祥事、自衛隊の日報隠蔽、働き方改革でのデータ不良など攻めるには事欠かないが、野党も攻めあぐねている。

何時出すかは働き方改革の時だろう。非正規には「多様性」対応、正規には「虐め」対応で反対者も多い。国民の理解も得られるだろう。

それにしても野党に勝ち目があるのか。国民民主党は希望の党が合流することで設立されたばかり、一方立憲民主党は受け皿としての役目も果たしている。自信があるのだろう。低迷する野党の中でも10%を越える政党支持率を得ている。

自民党は安倍内閣の支持率が30%台で下支え、森友・加計問題は安倍総理夫妻が関係している憲政史上稀なる疑獄事件で、普通なら安倍総理は引責辞任か総辞職しているはずだ。

それが未だ総理の座にしがみついているところは野党が攻撃しやすいところだ。

安倍総理が拘る憲法改正、9条に自衛隊明記も争点になるだろう。今までは争点隠しをやっていたが次回はそうはいかないだろう。自民党憲法改正草案をどう取り扱うか。

経済政策であるアベノミクスも成果を追求されると弱い。日銀の出口戦略と関連し2%物価目標の是非が問われる。

外交を得意とするが対北朝鮮では「蚊帳の外」、期待されるのは経済支援でのカネの拠出だろう。あんなに言っていた拉致問題はどうなった。

危機感を抱いているのは安倍総理だけではない。自民党は議席を減らす覚悟だろうがどの程度の減少を考えているのか。総裁選を経ずにポスト安倍を決める手もあるが派閥や重鎮達がどう動くか。自民党の自浄能力が試されるときでもある。

前回と一年も経っていないが1年前に較べて政局は大きく変化している。自民党は脱安倍を目指すチャンスだ。


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