2018年5月13日日曜日

12日長野県北部地震M5.1:危険度の高い糸魚川-静岡構造線の北端か

12日の長野県北部地震のtenki.jpの地震情報に
今までの地震震源域を記入した。白の×が今回の震源域、
赤の×が今までの震源域 ピンクが糸魚川ー鈴岡構造線
断層帯 北端が神城断層付近か

12日、10時29分、長野県北部を震源とする地震発生、深さ10km、M5.1、長野市震度5弱、大町市震度4で広範囲に1~4で揺れたが、ここは危険度が一番高いとみられている糸魚川―静岡構造線断層帯の北端に位置し、神城断層が動いた可能性もあると言う。

大町市、松本市、諏訪市を通る構造線だが、今回は大町で震度4,糸魚川市で震度3、松本、諏訪市で震度2だ。

この構造線は158kmに渡り30年以内にM7.7以上の発生確率は15%と言われている。付近にある活断層は何時動いても不思議ではない。1000年間隔で地震が発生している構造線断層帯だがすでに1200年経ち、「満期」状態だ。

朝日新聞2001.5.16 「糸魚川-静岡構造線
断層帯 「地震列島 ここが心配」」活動間隔、迫る
「満期」

日本気象協会の地震情報で今までの発生状況を調べてみた。

2018年はこれまでで6回、今回のM5.1が大きい。2017年28回、5月には14回連続で揺れた。2016年18回、2015年40回、2014年は何と110回、2013年では19回だ。

地震が多発し、収まったと頃で大きな地震が発生すると言われているが、どうだろう。

大町市、松本市を通り諏訪市で中央構造線に交差し、西は名古屋、大阪、四国、九州、あの熊本地震は西端の断層が動いたのか。東では群馬県を通り太平洋に
抜けていることが分かっている。南では南海トラフにも交わるのだ。

一気に起きる可能性は少なく、時間をかけての発生だろう。

日本全国何処へ行っても地震の危険はつきまとう。「何時発生しても不思議ではない」巨大地震、意外にも知られていなかった場所での発生で不意打ちを食う事もある。

時々は気象庁HPの地震情報を見る事も大事だ。発生しやすい場所は決まっている。

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