2016年5月1日日曜日

安倍総理、黒田総裁は何時、失政を認め軌道修正するのか

安倍総理、黒田総裁は何時失政を認め政策の見直しをするか。修正、見直しすることもなく、効果の薄い政策を小出しにしてズルズル行くのか。アベノミクス、異次元の金融緩和策の破綻は2人の18年の任期一杯持ち応えられるのか。

長期にわたる日本特有のデフレ状態から脱出するには、従来の経済政策を否定しリフレ派経済学を採用、日銀総裁の首を差し替えて政策転換を図った。一時は効果が見え円安、株高へと基調が替わったかに見えたが長続きしなかった。

アベノミクスで変化が見えたのではなく、欧州、アメリカ経済に大きく影響される経済環境に変わりはなかった。安倍総理が海外で発した「バイ マイ アベノミクス」とは恥ずかしい限りだ。

うまく行けばリフレ派経済学の勝利だっただろうが、失敗すれば世界経済の所為にするしかない。

安倍総理は、この難局は金融政策だけではダメという声にどう答えるのか。当初の「3本の矢」では無理とみると、新「3本の矢」を放ったが、大事なのは 規制緩和、構造改革と言われるが族議員、官僚など既得権益者の抵抗で前に進まない。

財政出動の必要性を訴えるが、成長分野をどことみているのか。内需拡大の効果があるのか。

一方で、黑田総裁の立場はまずい。

市場、政府は日銀の異次元の金融緩和続行に期待をかけるが、市場は何故、自分たちの儲け口の確保で無理強いするのか。政府は何故、アベノミクスが破綻状態なのに暗に強制するのか。

そして、日銀自体の姿勢にも問題がある。既に300兆円を超える巨額な資金を市場に流しながら、2%物価安定目標達成は不可能、更には出口戦略が難しくなって来た。

国債価格の下落は日銀ばかりでなく、金融機関の経営にも大きく影響するし、金利上昇は、低金利になれた国内経済を大きく揺るがすことになる。

金融緩和策で内需を拡大することは難しい。

伊勢志摩サミットでは世界経済の持続的成長のため財政出動を提案すると言うが、内需が拡大し成長路線に乗るのであれば良いが。借金の上乗せだけで終わっては何にもならない。

政府も今まで補正予算など組んで対応してきたようだが、内需拡大の成果は教えてくれない。

米の利上げ先送り、新興国、中国の経済減速、産油国の産油量調整不能の一方で日本経済は元気そうで経常収支も改善しているが、脱リフレ、2%物価安定目標の達成は無理で4度目の達し先送りで「17年度中」に変更された。岩田副総裁や黒田総裁は就任時の自らの発言に責任を感じていないのか。

一方、投資家は「安全資産」として円買いに走るので日本は円高に苦しむ。アメリカが為替操作を監視すると言い出したので為替介入は勿論のこと、日銀の金融緩和策も為替安競争とみられては困るので足かせとなってきた。

日銀を取り巻く環境は二進も三進も行かなくなった感じだ。

日銀は金融緩和慎重派の審議委員が任期一杯で辞任し、黒田派の審議委員が加わった。黒田さんの思い通りになると思ったが、かえって立場は苦しくなったのではないか。

日銀の政策見直しは、岩田副総裁が辞任し、続いて黒田総裁が辞任し異次元の金融緩和策を見直すしかないyamotojapan.blogspot.jp/2016/01/blog-post_9.html

当然のことで、安倍総理の責任も出てくる。一層のこと官邸からリフレ派を追い出す必要があるかもしれない。

日銀の非伝統的金融政策は失敗したのだ。


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